基礎化粧品の種類を解説!役割を知ってスキンケアに活かそう

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お肌の事が気になってスキンケア用品を使ってみようかな、と思っても

あまりにも沢山の種類があってどれにどんな効果があるのか、

自分に何が必要なのかさっぱり分からない!と言う方も多いと思います。

 

かと言って取り合えず必要そうなものを片っ端から揃えて試してみようとなると

お金も時間もたくさん取られて現実的ではないですよね。

 

そこで今回は基礎化粧品と呼ばれる様々なスキンケア用品の種類と、

それぞれどんな効果があってどんな方に向いているかをお伝えしたいと思います。

 

 

スキンケア用品の大まかな種類とその効果

 

  • クレンジング
  • 洗顔料
  • 化粧水
  • 美容液
  • 乳液
  • クリーム
  • 日焼け止め
  • パック

 

これだけあると全部使ってみる、と言うのは大変ですよね。

それぞれのスキンケア用品の役割を見て、ご自身にどれが必要か選んでみてください。

 

 

クレンジング

主に顔に使うスキンケア用品。

 

メイクなどの脂汚れを落としたり、

毛穴に詰まった角栓、黒ずみや分泌された皮脂を浮き上がらせて

洗い落とす効果があります。

汚れが落ちる事で化粧水などがしっかりと浸透しますし、

お顔のシミやニキビ、肌荒れの防止に繋がります。

ゴシゴシと擦ると肌にダメージを与えてしまうため、

優しく撫でるようにして汚れを落としましょう。

 

また、男性の方やメイクをしないという方でも

毛穴の汚れ(角栓や黒ずみ)が気になっている場合にはおすすめです。

 

クレンジング用品の種類

 

・ジェル

つるんとした肌ざわりで、使用後は肌がさっぱりとした感覚になります。

摩擦が少ないため、肌への刺激が少なく済むのもポイント。

顔がべたつきがちの方におすすめです。

 

・クリーム

肌触りが優しく、汚れとなじませやすいためしっかりと洗浄できるタイプです。

うるおい成分を配合しているもの多く、しっとりとした仕上がりになるため

顔の肌が乾燥しがちな方におすすめです。

 

・ミルク

肌への刺激が少なく、クレンジング剤の中でも一番肌に優しいのが特徴です。

一方で洗浄力はやや低めのため、ナチュラルメイクや、肌の弱い方におすすめです。

 

・オイル

メイクにもとても馴染みやすく、洗浄力の非常に高いのが特徴です。

ただしその洗浄力ゆえに肌の弱い方ではトラブルが起こる事もあります。

短い時間で簡単に汚れを落としたい方や、顔がべたつきがちの方におすすめです。

 

・ローション

コットンに含ませてふき取るだけの、お手軽なタイプです。

とにかく簡単にメイクや汚れを落としたいという方へ。

 

・シート

1、2枚手に取りふき取るだけの超お手軽タイプです。

こちらもとにかく簡単にメイクや汚れを落としたいという方や、

時間がない時にと言う場合に使うと良いでしょう。

 

洗顔料

顔に使うスキンケア用品。

 

顔の汚れを落とすという意味ではクレンジングと同じなのですが、

クレンジングが主にメイクや毛穴の汚れ脂を落とすのに対し、

洗顔料は古くなった角質やほこり、表面の皮脂や汗など

水で洗い流せる汚れをしっかりと落とす事を目的としています。

 

クレンジングの後に洗顔を行う事で顔の汚れをきちんと落とし切ることが出来るため、

お顔のケアをしっかりとしたいという方は両方を行う事をおすすめします。

また、男性の方やメイクをしないという方はこちらだけでも十分に汚れを落とす事が出来ます。

 

洗顔料の種類

 

・クリーム(フォーム)

洗顔料の中でも最も数が多く、チューブに入っているため使いやすいタイプです。

仕上がりのさっぱりするもの、しっとりするもの、がっつりと洗浄力の高いモノな

様々な種類があるため自分に合うものを選ぶのが良いでしょう。

 

乾燥肌の方は仕上がりがしっとりとして刺激の弱いタイプ、

オイリー肌(皮脂の分泌が多い)の方は仕上がりがさっぱりとして洗浄力の高いタイプ、

敏感肌の方は刺激が弱く肌に優しいモノを選ぶのがおすすめです。

 

・固形石鹸

肌を刺激する成分が入っておらず、肌にとても優しいのが特徴です。

使用後は水気を切る必要があったり少し泡を立てづらいのが難点ですが、

洗浄力も低くなく敏感肌の方でも使えるなどどんな方にでもおすすめ出来るタイプです。どうしても泡立てづらい場合は洗顔ネットを利用するのが良いでしょう。

 

・ジェル

水分が多く含まれているため泡立ちやすく、使いやすいタイプです。

さっぱりとした仕上がりになり洗浄力も強めのため、オイリー肌の方におすすめです。

 

・パウダー

毛穴の汚れや角質、黒ずみなどを落とす力が高く、

お肌を刺激する成分が含まれていないため肌に優しいのが特徴です。

ただし泡立てるのが少し難しいことや、パウダーの容器に水が入ってしまわないように注意する必要があるのがデメリットと言えます。

こちらも泡立てづらい場合は洗顔ネットを利用すると良いでしょう。

 

・泡

最初から泡の形で出てくるためわざわざ泡立てる必要がなく、

直ぐ洗顔できるため手軽に使えるのが泡タイプです。

きめ細かい泡が作られているため摩擦による肌への刺激は少ないのですが、

そのために発泡剤や合成界面活性剤などが使われていることも多く

敏感肌や乾燥肌の方は注意が必要です。

 

化粧水

顔や全身に使えるタイプもあるスキンケア用品。

 

水分を浸透させしっとりとした潤いの肌を作ることができます。

肌が乾燥してしまうとバリア機能が低下し、がさがさになったり

肌荒れやその他肌トラブルを引き起こしやすくなります。

そのため肌に潤いを与える化粧水はどんな方にも必須のスキンケア用品だと言えます。

 

美容液

美白、シワ取り、毛穴を綺麗にする、ハリのある肌を作るなど

商品によってそれぞれ効能が大きく異なるスキンケア用品。

 

そのため自身の目的とあったものを選んで使うようにしましょう。

 

乳液

顔や全身に使えるタイプもあるスキンケア用品。

 

化粧水や美容液が肌に与えた水分、栄養分を

逃がさないように保護する役割を持ちます。

ただ化粧水や美容液を使うだけだと、水分は直ぐに蒸発してしまい十分に肌に

潤いを与える事は出来ません。

そのため乳液を塗ることで水分を逃がさないよう蓋をし、

肌を乾燥から守り効果的に潤いを与えることが出来るようになるのです。

 

化粧水と合わせて、どんな方にも必須と言えるスキンケア用品です。

 

クリーム

顔や全身に使えるタイプもあるスキンケア用品。

 

乳液と同じく、化粧水や美容液の水分、栄養分を

肌から逃がさず乾燥から守る役割があります。

乳液とクリームの違いとしては

 

・乳液

水分による保湿成分が多く、さらりとした塗り心地で

かるめの感触なのが特徴。塗った後に肌がベタつくのが苦手な方や、

オイリー肌の人にはこちらがおすすめです。

 

・クリーム

油分による保湿成分が多く、しっとりとした塗り心地で

長時間の保湿力があるのが特徴。

乾燥肌の方や、しっかりと保湿したいという時にはおすすめ

 

ご自身の肌に合っている方を選んだり、その時の肌の状態によって使い分ける、

あるいは両方を一緒に使うという事も出来ます。

その場合には水分の多い乳液を塗ってその後クリームを塗るという順番にしましょう。

 

日焼け止め

顔や全身に使えるスキンケア用品。

 

紫外線から肌を守り、シミやしわ、たるみといった肌の老化などを防ぐ効果があるため

美白、美肌を目指すには重要です。

シミ・しわ・たるみの原因となるUAVは一年中高い傾向にあるため、

夏だけでなく通年のケアが必要です。

 

パック

顔に使うスキンケア用品。

 

顔にパックを密着させた状態にすることで

美容成分や保湿成分を染み込ませ、肌を綺麗に保つ効果があります。

また汚れを取り除く目的の物で使用するものもあります。

普段のスキンケアに加えてさらに美顔を目指す方におすすめです。

 

いくつか種類がありそれぞれ使用法が違います。

 

・シート

美容液が染み込んでいるシートを顔の上に乗せ、

その状態で待つだけのお手軽なパックです。

ただしパックが乾燥するほど長時間乗せたままにしたり、

週1回使用するようなものを毎日使用すると逆効果になる場合もあるため

使用法をきちんと守ることが大事です。

 

・ピールオフパック

ジェルやクリームなどのペースト状のパックを顔に塗り、乾いてから剥がすことで

毛穴の汚れや角質を物理的に取り除くためのパックです。

週に1,2度など普段のケアでは取り切れなかった汚れを取るのにおすすめです。

 

・洗い流すタイプのパック

顔に乗せた後少しの時間待ち、洗い流すタイプのパックです。

シート、マスクタイプのように保湿を目的としたものもあれば、

ピールオフパックのように物理的に汚れを落とすのが目的の物もあるため

ご自身の目的に応じて選ぶと良いでしょう。

 

 

もし基礎化粧品を省くならどれがいいか

完全な美肌を目指す!と言うならどれにもお金をかけて、

全部ちゃんと使うのが正解なのでしょうが

なかなかそうはいきませんよね。

そこで必要なものだけを残すとするならば

洗顔、美容液、日焼け止め、パックなどは省いてしまい、

 

化粧水と乳液(クリーム)だけでも使用するのがおすすめ。

 

肌の潤いを保ちバリア機能を高め、ダメージから守るという事は

スキンケアの中でも健康な肌の基礎とも言える

最も重要な部分であるためこの二つは必須と言えます。

 

オールインワン化粧品の利用もおすすめ

基礎化粧品の中にはオールインワンジェルやクリームと言った

導入液(化粧水のなじみを良くする)、化粧水、美容液、乳液、クリーム、パックなどの

本来個別のものの効果を複数、あるいは全部詰め込んだ化粧品もあります。

沢山の化粧品があってどれを選べばいいかわからない、色々使うのは大変、

色々買ってごちゃごちゃするのは嫌、短い時間でスキンケアをしたいという方には特におすすめです。

 

 

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もしも肌に異常が出たら

スキンケア用品を使ってみたものの、肌に合わなかったりその時の体調によって

肌荒れを起こしてしまう事もあります。

その場合直ぐに使用をやめるようにしましょう。

 

また既に肌荒れがひどい場合などは化粧品(特に化粧水)によって

悪化させてしまう事もあるため、

化粧品ではなく医薬品を使う、保湿クリームのみ使用する、

症状が重い場合には病院に行き医師の診察を受けるなどをすると良いでしょう。

 

まとめ

ご自身にあったスキンケア用品選びの参考になったでしょうか。

何が必要か良く分からなくて困っていた、と言う方のお力になれていたら幸いです。